スズキ ジムニーの魅力

ミニ4WDの誕生と性能開発

昭和45年にスズキから販売されたジムニーは男心をクスぐるデザインで4輪駆動軽自動車(日本の小型ジープ)として誕生しました。コンパクトで冒険心を満たすデザイン及びオフロード車としての性能も兼ね備えているジムニーは熱烈なファンの支持を得ていくことになります。

ジムニーの魅力とは何でしょうか?
デザインも去ることながら、上記にも挙げたように小型ながらも妥協を感じさせない四駆本来の性能です。ここでいう性能とは快適性を求めるものではなくオフロードを中心とした走行性能を重視したものです。歴代のモデルごとに違いはありますが、軽さという利点を含めてジープ(クライスラー [米] の四輪駆動車)以上の性能を持つとも言われました。

世界中の自動車メーカーを含めて、最初に軽自動車4WDを開発したのはホープ自動車およびスズキです。 4WDオフロード車は中型以上の大きな車が一般的です。なぜならば4輪駆動車は軽自動車のような小さい車で設計するのが様々な面で難しいことが原因だと言われています。

軽自動車のジムニーはスペースから考えても大きなエンジンの搭載が難しいため、パワーやオフロード性能を発揮するために軽自動車から脱して小型800ccのモデルを開発したり、軽自動車のままで4サイクルのターボエンジン搭載モデルを販売したり、凄まじい程の試行錯誤をしてきたように感じます。このようにスズキジムニーはモデルチェンジをする度にファンの期待を満たしてきた歴史を感じざる負えません。



競技車両及び、アウトドアとしての車両

四駆本来の性能を持つスズキジムニーは公道を走る軽自動車として取扱われるだけでなく、競技車両としても独自の道を歩むことになります。 現在、オフロード走行に強いスズキ・ジムニーを改造して参加する走行会や競技が全国各地で行われています。ダートトライアル、クロカン、ロッククローリング競技など悪路を突破するジムニーの性能とドライバーの腕が試される醍醐味のある軽4WD競技です。四駆競技は従来のスピードだけを追求するモータースポーツとは一味違う独特なステータスを確立しています。

その他、山や川を走行する林道ツーリングのために改造をしたり、キャンプ用車両としてカスタマイズするケースもあります。



現行ジムニーのオンロードとオフロードとの両立

現行のジムニーはオンロード(一般道路)とオフロード(開拓されていない悪路)の両走行を考慮に入れて設計されているようです。それをベースとして各ディーラーや専門店により目的に応じたジムニーカスタム車両が製作されています
そして、一般的なユーザーにとっては街乗り用としてお洒落にドレスアップされた現行ジムニーが魅力的でしょう。現在、ストリート用またはアウトドア用などパーツの組み替えにより個性のあるコンプリートカーを販売する新車取扱販売店が全国各地にあります。




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